若い女性の会話はオタクコンテンツの話題が盛り上がる

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ここでいうオタクコンテンツとは、漫画・ラノベ・アニメ・ニコニコ動画などを指します。
こうしたジャンルの話題が好きな女性が、最近急激に増えてます。


先日、20代前半の女の子と飲みにいったときのことです。
はじめは、旅行や食べ物の話など、女性が好きそうな話題をふりましたが、いまいち反応がよくありません。
20代前半だと、旅行は修学旅行か家族旅行ぐらいだし、食事もチェーンの居酒屋ばかりで、会話にするほど経験がないんですよね。

うーん、何を話せばいいんだろ。
そう悩みつつ、これならどうだろうと「そういえば、オレ、5月にニコニコ超会議いったよ」なんて話題をだしてみました。

すると、その女性は急に目を輝かせて、身を乗り出し「ええ、そうなの?私もニコ厨なんだ」なんて言ってきました。

見た目は完全に最近のギャル風で、ネットで動画を見るようにタイプにはみえなかったのですが、話を聞いてみると、特に「歌ってみた」シリーズが好きで、ボカロをiPhoneに入れて電車の中で聞いているという熱の入れようでした。

じゃあ、「千本桜とか?」と聞くと、「そうそう、大好き、一番好きな歌い手は・・・」などと、聞いてもいないことをひたすら喋り続けてきました。

実は、私はニコニコ動画を見るといっても、将棋とか旅行とか物理エンジンとか、あまり女性受けしそうもないジャンルが好きなのですが、そのことは黙ってニコニコと彼女の話を聞き続けました。


最近、漫画・ラノベ・アニメ・動画といった、いわゆる「オタクコンテンツ」を好きと言う女性がどんどん増えています。
便宜上オタクコンテンツと言いましたが、もはやこれらはオタクのものではなく、若い人全般が当たり前のように楽しんでいるものです。
これらが、どれほど普及しているか。その勢いを簡単に紹介します


▼漫画・ラノベ

一昔前、漫画を熱心に読んでいる女の子なんて、教室の隅で絵を描いている暗い感じの女の子だけでしたが、最近は、ごく普通の女性が、漫画やラノベを熱心に読んでいます。
もはや、漫画やラノベを読む女性は、オタクでもなんでもありません

男女問わず、漫画やラノベを読み、それを話題にするのは当たり前の時代になったのです。
事実、いま本屋に行くと、一番スペースをとっている売り場は、漫画・ラノベコーナーです。

漫画愛好家の中でも、特にディープな層が集まるといわれる春夏開催のコミックマーケット(コミケ)も、前回の開催では3日間でのべ50万人が集まりました。
50万人と言えば、関ヶ原の合戦の西軍東軍あわせた数の3倍以上です。

そして、漫画に男女の垣根がなくなったのも最近の特徴です。

例えば、ワンピースやHUNTER×HUNTERといった大人気漫画はもちろん、最近なら進撃の巨人やテラフォーマーズ、古いところで、ジョジョやバキシリーズなど、明らかに男性をターゲットとした漫画を読む女性がいます。
逆に、君に届けや、俺物語、夏目友人帳といった恋愛もの少女漫画でキュンキュンする男性も増えました。
そうしたなか、三月のライオン、銀の匙、よつばと、大奥、テルマエロマエなど、男女両方をターゲットにした漫画も増えてきました。

▼動画サイト

youtube、youstream、ニコニコ動画などがこれにあたりますが、特にニコニコ動画の躍進には驚くばかりです。
今年4月に行われたニコニコ超会議には10万人が集まったし、今月(2013年6月)にはプレミアム会員200万人を突破したそうです。
ネット選挙法が通過したことにより、7月に行われる参院選では候補者のネット利用が解禁されますが、その大本命にあげられているのもニコニコ動画です。
こうしたことは、もはやニコ動がマニアックなオタクサイトなどではなく、大手テレビ局にも筆頭するメジャーなメディアになったことを意味します。
ニコ動を運営するドワンゴの株価も、昨年は9万円だったのが、今では40万~50万円台で取引されています。

▼アニメ

昔は女性とのテレビの話題と言えば、バラエティやドラマばかりでしたが、最近は漫画ブームに引きずられる格好で深夜アニメの人気も高まっています。
テレビ業界が低迷を続ける中、深夜アニメに力を入れている東京NXだけは、唯一増収増益で絶好調のようです。

深夜アニメやニコニコ動画がどれほど注目されているか、カラオケのランキングを見れば一目瞭然です。
[ ジョイサウンドカラオケランキング]
http://joysound.com/ex/ranking/karaoke/total/weekly.htm
[集計期間 : 2013/06/10~2013/06/16]
1位紅蓮の弓矢(TVサイズver.)《アニメカラオケ》Linked Horizon
2位女々しくて《本人映像》 ゴールデンボンバー
3位千本桜WhiteFlame feat.初音ミク
4位小さな恋のうた《生演奏》MONGOL800
5位ハナミズキ《本人映像》一青窈
6位残酷な天使のテーゼ 高橋洋子
7位栄光の架橋《本人映像》 ゆず
8位キセキ《本人映像》 GReeeeN
9位ライオン《アニメカラオケ》 May’n/中島愛
10位ヘビーローテーション《本人映像》 AKB48

1位の進撃の巨人OPを始め、アニメ・ボカロの曲が4曲もランクインしています。
この傾向は、次に紹介する20歳以下のランキングをみるとさらに顕著で、上位のほとんどが、というかゴールデンボンバーの1曲以外は、全てアニメ・ボカロで埋め尽くされています。

20歳以下カラオケランキング
http://matometemita.com/articles/15903.html
1位 千本桜 (WhiteFlame feat.初音ミク)
2位 女々しくて (ゴールデンボンバー)
3位 脳漿炸裂ガール (れるりり feat.初音ミク、GUMI)
4位 六兆年と一夜物語 (kemu)
5位 残酷な天使のテーゼ (高橋洋子)
6位 天ノ弱 (164 feat.GUMI)
7位 カゲロウデイズ (じん feat.初音ミク)
8位 いーあるふぁんくらぶ (みきとP feat.GUMI、鏡音リン)
9位 only my railgun (fripSide)
10位 マトリョシカ (ハチ feat.初音ミク、GUMI)


知らないでは話にならない

流行っているとは思っていたけど、まさかここまでだったとは。
そう思った方も多いのではないでしょうか。

いま、若い女性達は、どんどんオタク化しています。
彼女達が好きな話題を知らないでは、会話は成り立ちません。

例えば、キャバクラでも、ナンパでも、若い女性と話すと、オタクコンテンツの話題をふってみると、意外な食いつきを
してくれることがよくあります。
オタクコンテンツにアンテナを立てて、深入りしないまでも、せめてキーワードだけでも知っておくべきでしょう。

私も、千本桜を聴いたことはないけれど、それが有名だということは知っていたので、20代前半の女性と会話が盛り上がったことは、上に書いたとおりです。

また、オタクコンテンツを知っていれば、会話が盛り上がるというだけではない、コミュニケーションのきっかけを作ることができることもあります。

例えば、携帯のストラップにチョッパーのキーホルダーがついていたら、その女性はワンピースのファンであることは間違いありません。
「ワンピース読んでるの?」なんて話をすれば、話題に困ることはないでしょう。

また、好きな女性にラインを送って絡みたいのだけれど、何を送ればいいか分からないというときも、彼女が漫画やアニメが好きならば、それを話題に送ることができます。

「昨日の進撃の巨人見た?あれどうなっちゃうんだろうね」
「今月、君に届の新刊出るよ。買う?」
「銀の匙が夏からアニメ化だってね。知ってた?」

私も漫画・アニメ好きの女性に、こうした話をラインを飛ばします。
相手が好きなことだから、無視されるなんてことはありません。

そうして何度もラインでやりとりし、共感と信頼を勝ち取ってしまえば、その後デートに誘うのも簡単になります。