俺物語から学ぶ告白のタイミングと恋愛の流れ

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カップル

突然の告白


「俺物語」という少女漫画があります。
恋愛ものの少女漫画は、女性の気持ちや願望を理解するのに役立つので、私はいくつかの作品を定期的に読んでいます。

そのうちの一つが、「俺物語」です。

■俺物語
「第1回マンガ秋100」にて第1位
2013年版「このマンガがすごい!」オンナ編1位
2013年、講談社漫画賞少女部門受賞。
2014年11月、アニメ化が発表


この「俺物語」7巻に、ゆきかという高校生の女の子が登場します。

ゆきかは、幼稚園の頃から10年間、砂川という男のことを思い続けています。
ところが、おとなしい性格のため、恥ずかしくて砂川と話すことができず10年間、ただ砂川をみつめているだけでした。

そんな態度なので、砂川は、ゆきかという女の子の存在は知りつつも、これまで話したことはないし、自分を好きだということなど全く知りません。

ところがある日、ゆきかは、勢い余って砂川に告白します。
「好きです。砂川君。何もいらないので私のこと好きになって下さい。」
と。


突然告白するのは間違い


今回は、この「ある日突然、告白する」ということを考えてみます。

この漫画のように、ある日突然「好きです!」なんていうのは、まさに高校生らしい告白の仕方です。

可愛い女の子からこんなこと言われたら、とっさにOKしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、大人の男性が女性に対してこれをやるのは絶対にだめです。


別の話で例えてみましょう。
ある日突然、トヨタの営業マンがあなたの家を訪問してきて、「プリウス買いませんか?お買い得です」と言われたら、あなたはその場で買うでしょうか。

仮に、車の購入を検討していて、プリウスも候補に入っていたとして、普通の人は、その場で決断することはできません。
まずは試乗してみたいし、車のスペックを確認したいし、他の人の評判も調べたいはずです。

しかし、その猶予すらくれずに、「さあ、さあ、買いませんか?契約書はこれです。ここに印鑑押してください」
そう迫られたら、「いやいや、ごめんなさい。買いません。」といって、とりあえず追い返すはずです。


いきなり告白する人は、その営業マンとやってることが同じです。
告白するというのは、YESかNOの決断をその場で迫ることです。

「好きです、付き合って下さい。今決めて下さい。さあ、さあ、さあ。」

そんな風に迫られたら、別に嫌いではなくても、とりあえず断ってしまおうという気持ちが働きます。


ではどうすればいいのか。

検討する時間を与える


ここまでの話を考えれば簡単です。
車の営業マンだったら、いきなり契約を迫るのではなく、まずは試乗させてプリウスの良さを実感してもらい、燃費について十分に説明し、ネットの口コミを読んでもらって、疑問に思ったことを説明するのが先決です。
そうして、十分に納得してもらえれば、営業マンが契約を迫らなくても、客の方から売ってくれと言ってきます。

恋愛も同じです。
いきなり告白するのではなく、まずは試乗をしてもらい、あなたのスペックを確認してもらいます。
それは、二人でランチをしたり、飲みに行ったり、映画を見に行ったりすることです。
そこで、あなたの魅力を理解してもらうのです。

俺物語の話に戻りますが、ゆきかも、突然の告白をしてしまった後に、この方法でナイスリカバリーをしました。

いきなり告白されて、どう返事をしようか悩んでいる砂川に、こう言ったのです。
「何かしらの感情が生まれるほど砂川君、私のこと知らないじゃないですか。なので、いま返事とかはしないでほしいんですよ。なので、私のこと知って下さい。返事はそれからお願いします。」

即座に決断をするのではなく、その前に自分を知って欲しいと説得したのです。
これは、実際に同じ状況になったときも使える。上手い説得の仕方だとだと思います。

まとめ


まず、前提として、好きな相手に自分の好意は伝えても構いません。
他でも書いたので省略しますが、好意の返報性が期待できるからです。

しかし、いきなり告白して、YESかNOかを迫るのは間違いです。
まずは食事やデートに誘って、アピールする時間を作ります。

そのアピールが上手くいけば、その後にまた誘ったとき、相手も応じ続けてくれます。
そうやって、何度もデートを重ねているうちに、いつの間にか付き合っているというのが理想です。

どうしても告白という儀式が必要なら、このまま付き合うのが既定路線になった後、形式的に告白をすればいいのです。

これが、大人の恋愛の流れです。