スーツの着方・選び方
社会人の方なら、私服よりもスーツ姿を女性に見られることが多いでしょう。
男性のスーツ姿が好きな女性は少なくありません。
お洒落のルールが決まっている分、私服のコーディネートより簡単ですので、しっかりと覚えて下さい
靴
実は、スーツ姿がカッコイイか、カッコ悪いかは、靴で半分ぐらい決まってしまいます。
おじさんが履くような、ギョーザの革のような靴、学生のようにかかとを踏みつけたローファー、汚れている、靴底が磨り減っている、などは論外です。
安物の靴でも、丁寧にシューケアをしてあげれば、十分に立派に見えます。
スーツを着る時は、ケアのいき届いた、ぴかぴかの靴を履きましょう。それだけで、全然印象が違います。
シューケアのやりかたは、色々ありますので、詳しくは靴を買った時の店員さんに聞いてみて下さい。
参考までに、サンチェのやり方を教えます。
革靴を履いたら、型崩れしないように、シューキーパーを必ずセットします。
ちょっとしたしわなら、これだけで伸びてしまいます。
出かけるときは、目立つ汚れを軽く拭くだけですが、週に一回は、必ずクリームを塗るようにしています。
クリームは、靴の色にあわせず、無色のものを使用しています。
これを、ほんの少しだけつけて、伸ばし、30分ぐらいほっといたら、綺麗な布でふき取ります。これを続けていれば、新品のときよりも、はるかに深みのある美しい輝きを放つ靴になります。
先ほど、安物の靴でいいといいましたが、ここぞという時のためにも、3万円以上の、ちょっといい靴を手に入れておくことをすすめます。
どうせ結婚式や、なにかのパーティーでは役に立つんですから、お金に余裕があるときに買っといてはいかがですか?
いい靴は、ちゃんと手入れをすれば、10年以上余裕でもつようです。
いい靴を履いて女性とデートすると、それだけでなぜか自信が満ち溢れてくるから不思議です
ジャケット
働く男性にとっては鎧も同然です。その由来も、中世ヨーロッパの甲冑から来ているようです。
ジャケットの裾は、動きやすいように、ベントと呼ばれるスリットがはいっていますが、これは騎士が、馬の上でサーベルを抜きやすいように仕立てられたものだと言われています。
後ろ中央で割れているものを、センターベント、左右の横で割れているものをサイドベンツと呼びます。
ポケットに手を突っ込むには、サイドベンツがさまになります。
スーツは二つボタンが三つボタンが基本です。二つボタンの方がフォーマル性は高く、三つまたはまれに四つなど、ボタンが多くなるほどくだけた印象になります。
胸板が薄くなで肩の日本男子は、二つボタンのジャケットを着ると貧弱に見えるため、胸元の狭い三つボタンの方がフィットしやすいです。
また、ボタンのあわせによって、シングルとダブルがありますが、ダブルはよほどタイトなシルエットでない限り、おっさん臭くなるので若い男性はあまり着ません。
また、袖が長すぎるのはみっともないです。大低の男性の袖は長すぎです。
袖は、くるぶしの1センチ程度下の長さにとどめ、シャツが1.5センチほど見えるぐらいがエレガントです。
パンツ
若い男性は細身が主流です。裾を折り返して履くダブルと、そのまま履くシングルがあります。
ダブルは、その由来をたどると、ドロをよけるために折り返したものと言われています。
日本では、結婚式はダブル、葬式はシングルという風習がありますが、ビジネスの場では、どちらでも好みの問題です。
タックは、ワンタックかツータックが主流ですが、ある程度スタイルに自信があるならば、すっきりとしたノータックを薦めます。
よっぽど太っていて、おなかが出っ張っているというのでなければ、ツータックのパンツは薦めません。
特に、細い人がツータックを着ると、田舎のヤンキーが着ていた、昔ながらのボンタンみたいになってしまいます。
シャツ
ジャケットと同様、細部のディテールは非常に多いです。
デザインの基本は、襟(カラー)の形です。襟の間が狭いものがレギュラーカラー、広いものがワイドカラー、中間がセミワイドカラーです。
襟の間が狭いほどシャープな印象になり、広いほど、ネクタイの結び方しだいでボリュームが出せます。
また、ウールで肉厚のネクタイにはワイドカラー、シルクの薄いネクタイにはレギュラーカラーをあわせるのが無難です。
柄は、自分の好みと、ネクタイ、スーツのバランスで決めます。
あまり主張しすぎるシャツは合わせにくいので、ネクタイで遊ぶなら無難なシャツを選びましょう。
サイズは、首周りと、腕の長さ(裄丈)で選びますが、非常に個人差があります。
ジャケットと反対に、大抵の男性のシャツは、袖が短すぎます。
袖のボタンを外した時に、親指が隠れるぐらいの長さがベストです。
ジャケットの袖から、1.5センチ程度見えるぐらいの裄を確保しましょう。
ネクタイ
全く役にたたないものですが、それゆえに個人の趣味とこだわりが反映されるものです。
ネクタイの起源は諸説ありますが、中世ヨーロッパの十字軍が、見方の兵士を見分けるために首に巻いていた布地が由来だという説が有力なようです。
ネクタイは、素材と柄で選びます。
素材は、シルクが基本です。全ての季節、全てのシーズンで使用できます。
ウールのネクタイは、肉厚でボリューム感があるため、冬用といえるでしょう。デザインによりますが、シルクに比べるとカジュアルな印象になります。
柄は、無地、ドット、チェック、レジメンタル(斜めのストライプ)があります。
無地のシャツに無地のネクタイや、チェックのシャツにチェックのネクタイは、基本的にNGです。
基本は、無地のシャツには柄のネクタイ、チェックのシャツにはドットやレジメンタルのネクタイを合わせます。
ネクタイは、スーツの格好の中でも、一番こだわりを持ち、遊べるところなので、いろいろとためしてみましょう。
