バーで男性と出会う方法

バーで出会う

一週間の仕事を終えた後、職場から2駅離れた駅の近くにある小さなバーに寄り道をしていくのが私のささやかな楽しみだ。 今日も、面倒な残業を終えたあと、このバーに入った。

持ってきていた小説を読みながら、二杯目のジンライムを飲み終えた頃、バーテンダーが、背の高いグラスに注がれた美しいカクテルをすっと差し出してきた。

「え?」

これ、頼んでないですよ。
そう言おうとした瞬間、バーテンは、「あちらの方からです」とカウンターの反対に座る男性に目で示した。

その方向に目を向けると、一人の男性が笑顔でこちらを見ていた。

グレーのスーツに真っ白いワイシャツ。遠目からでもすぐにわかる品のいいネクタイを締めた30代前半のビジネスマンだ。

彼は、私と目が合うと、自分のグラスを手に持ってこちらに近づいてきた。
「奇麗な女性でしたので、お近づきに一杯奢らせてください」

今までそんなことを言われたことがないので、なんて返していいか戸惑ったが、その男性は、私の返事など待つこともなく私の横に座った。

近くで見ると、腕と顔が少しだけ日に焼けている。休みの日に何か趣味でスポーツでもやっているのだろうか。 腕には、男らしいごつい腕時計をしている。顔も悪くない。
悔しい事に、正直、カッコイイ。
少なくても、私の職場にはいないタイプの男性だ。

私は思いもかけない展開に、内心ドキドキしていたが、そんな気配を悟られて舐められないよう、大人の笑顔を作りなおして、改めて彼に目を向けた。


バーで出会いは見つかるのか?


B級ドラマのようなストーリーですね。
こんな男いるわけないじゃないか。そう思うかもしれません。

うん、確かにいません(笑)。

「いないんかい」
そう突っ込むあなたの顔が、画面越し越しに見えてくるようです。

ただし、「あちらの方からです」なんてキザなセリフで近寄ってくる男性はいないかもしれませんが、バーで出会いが見つかることは あり得ます。

常連同士の恋愛が発展する

バーで恋愛が生まれるパターンは、上の話のように見ず知らずの男女がいきなり恋におちるのではなく、常連客同士でこっそり付き合いだすケースです。

小さなバーは、常連同士が顔なじみになって、地域の社交場になっていることがよくあります。
そんなお店では、趣味が合う常連同士で休日に遊んだり、お店のイベントで一緒に盛り上がったりしています。
そんなところに若い男性と女性が混ざっていれば恋愛が生まれないほうがおかしいというものです。

どんなバーに行けばいいの?

では、どんなバーに行けば、出会いをみつけることができるでしょうか。
まず、繁華街にあるような大きなお店ではなく、少し裏に入った小さなお店を選びましょう。

大きなお店は、一人で来店する客が少ないうえに、一見客が多いので、たまたまカウンターの隣に座った人同士で会話が弾んだとしても、常連となって再び再開することはまずありません。 その点、個人でやっているような小さなお店は、席数が少ないので客同士で会話する機会も多いし、常連同士でコミュニティを作っていることもよくあります。

お金はどれくらいかかるの?

安いお店なら、チャージ300円。ビール600円。カクテル700円ぐらいが相場です。
もちろん、もっと都内やホテルの中とか、値段が高いお店は沢山ありますが、常連となって週に1回ぐらいは通うためには、あまり高いお店は避けたいところです。
2時間ぐらい滞在して、2500円ぐらいに収まるお店なら、毎週通っても大丈夫ではないでしょうか?

どんな人がいるの?

バーに1人で飲みに来る人は、一般的には9割ぐらいが男性、女性は1割といったところでしょう。 年齢層は、男女ともに20代後半から30代が多いようです。
たまに、勇気を持って一人で入ってくる20歳ぐらいの学生もいるし、一人で飲むことに熟練した年配の客も珍しくありません。 そのあたりは、お店の立地や雰囲気、マスターの性格などにもよります。

女性一人で入って大丈夫?

全く問題ありません。
確かに女性一人の客は少ないですが、決して珍しくありません。
むしろ、女性が少ないことによって男性の常連客からは大歓迎されるし、モテまくりになるかもしれません。
お店からしても、女性が来店することで、さらに男性客が増えることを知っているので、大事にしてくれるはずです。

どうしても最初は緊張するというのであれば、最初は友人を誘って、女性二人で入ってみるのがいいでしょう。 近くに座っている客も、グループで入ってきた女性に話しかけるのは勇気がいりますが、女性二人ならば、ちょっと話しかけてみようと言う気になります。

お酒が飲めなくても大丈夫?

実は、お酒は飲めないけれど、バーの雰囲気が好きという人は多くいます。
そういう人は、お酒を飲まない代わりに、ケーキとコーヒーを注文したり、料理を楽しみながら、常連に混ざって楽しく会話をしています。
もしあなたがお酒を飲めないのであれば、カフェっぽい雰囲気でデザートや料理をたくさん出してもらえるお店に行くのがいいでしょう。