デートで女性と二人で飲む
サンチェはお気に入りのワインバーがあり、女性とのデートで良く使います。
そのワインバーは雑居ビルの2階にあり、とてもわかりにく場所です。
中に入ると、L字型のカウンターといくつかのテーブルがあります。
常連客がたまにいますが、いつもは空いているので雰囲気も良く、女性をよく連れていきます。
こうして書くと、サンチェはワインに詳しいように思うかも知れませんが、実は全くのど素人です。
赤、白、ロゼ、スパークぐらいしか分かりません。
産地や、年代、品種などといった知識は全く分かりません。
もっと言えば、飲み比べてみても味の違いすらおぼつかないこともあります。
じゃあどうやって注文するのかと言うと、これは全てバーテンさんにお任せします。
知識がないことあらかじめ伝えておけば、味の好みを聞いてくれ、ちゃんと選んでくれるのです。
さらに、そのワインの知識も一緒に教えてくれるので、バーテンを交えて3人で会話が盛り上がることになります。
下手なウンチクを語る必要なんかありません。
好きな女性といると、つい知ったようなことを言ってしまいがちですが、これが返って恥をかくことになります。
知ったかぶりがその場でばれなかったとしても、なんとなく危なっかしい雰囲気だけは察してしまいます。
そんな経験はありませんか?
今回はたまたまワインバーを例に話しました。
しかし、居酒屋やレストランでも同じです。
例えば、デートの時に美味しいレストランを雑誌やデートマニュアルなどで見つけるのは悪いことではありません。
むしろ、サンチェは、その方法をオススメします。
若い方なら特に、そうそうあちこちのお洒落な店を知っているわけがないからどんどんそういう店に行ってみるべきでしょう。
そして、
「こないだ雑誌見ていたら、美味しそうな店があったから行ってみない」?
と、雑誌でみつけたことを隠さずに伝えればいいのです。
そして、実際にその店にいったら、「なにかオススメの食べ物はありますか?」と店員さんとお話しながら注文を決めれば、連れの女性からも、社会性のある人だと思われるはずです。
それなのに、その店をさも前から知っているように知ったかぶりをすると問題になるのです。
そんなことをすれば、店に入ってからもあたふたするのは目に見えています。
「ああ、この人はマニュアル通りのデートしかできないんだな」
とも思われてしまいます。
知らないことは恥ずかしいことではないし、むしろチャンスにもなるので知ったかぶりだけは慎みたいものです。